片岡摩由子(アルトサックス) 私の大事なたからもの

アレイアミュージックのスクール部門、アレイアミュージックカウンシル(旧サックスカウンシル)は、2月12日で22周年を迎えます。
たくさんの方々においでいただき、そして見送ってきました。

片岡摩由子。(Mayuko Kataoka)
2018年3月に中央大学理工学部を卒業する若きプレイヤーです。
彼女の艶やかでのびやかな音色、シンプルでしかし歌心溢れたアルトサックスは素晴らしいです。
アルトサックスは、この20年ほど、女性プレイヤーが飛躍的に増え、皆大変上手です。
ファンキー系に吹きまくるスタイルが主流とも言える時代ですが、摩由子はストレートアヘッドなスタイル。
これまで数々の吹き手と接してきましたが、音楽におけるマイスタイル、マイペースを忘れず、これからの将来を感じさせてくれる、私のたからもののひとりです。
これまで、大学のジャズ研での複数フロントでのコンボ演奏の経験はあれど、ソロは未経験。
22年の歴史上、はじめて「私がお願いをして」、卒業を記念したソロライブをやってもらうことになりました。

バックをつとめるのは、同じジャズ研の先輩たち。全幅の信頼関係でしょう。
さらに素晴らしい選曲です。

これは終わりではなく、はじまりに過ぎません。
職に就いても、いつも音楽への気持ちを忘れず、ずっとずっと吹き続けていってほしいです。
貴女には、才能があります。赤が似合うあなたの容姿のように、明るく豊かに花開かせてください。
演奏を聴きながら、柄にもなく泣いてしまうかも…

ライブは、2月10日(土)、秋葉原音楽館スタジオのThat’s Fujiyama Dancing!!イベントの第一部として行います。
是非、ご一聴くださいませ。

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